カウンセリングについて

心理カウンセリング

当院のカウンセリングは、ストレスによってこころやからだに症状が出ている場合に、鍼灸治療や整体施術、ストレッチなどと合わせながら行っていきます。（カウンセリングのみというお客様もいらっしゃいます。）

認知行動療法は、ストレス対処法として活用されている治療法です。

認知のかたよりや、その場面にそぐわない行動を修正して行き、自律神経失調症や抑うつなどの症状を取り除く効果があります。

当院での認知行動療法の進め方は以下のような流れになります。

①心理テスト・カウンセリング・・・症状や治療に対する理解を深め、問題点を整理します。

②自己観察・・・現在の思考や行動を客観的に観察し、クセや根拠・不安な点などを整理します。

③認知の再構築・・・認知のかたよりを自覚します。バランスの良い考え方を持つことに取り組みます。

④行動のリハーサル・・・場面にそぐわない（過剰や不足）行動に対して、どのようにしたら上手くいくかを検討し、実行可能な簡単なものから実際に行ってみます。

⑤結果検証・・・認知や行動に対する取り組みの結果を見ます。効果が出にくいものは次の計画に変更します。

当院では状態に合わせて、上記の認知行動療法に、筋弛緩法というリラクセーションを並行して行います。

認知行動療法は、お客様の状態に合わせて行う必要があります。

認知や行動を修正するということを、理解していただいた上で行っていただくことがとても重要になります。

まずは、ご自身がストレスに思っていることやその時の症状などを、客観的に理解していくことから始めて行きましょう。

また、体調に合わせて、一度に多くのことを改善するのではなく、一つ一つ段階を踏みながら進めることが大切です。

当院では、体調が優れない場合などは、治療日程を変更していただくことをおすすめしています。

コーピングとは、問題に対処したり、切り抜けるとうような意味があります。

ストレスコーピングは、ストレスとなっている問題やそのときの感情に対して働きかけ、ストレスを上手くコントロールすることをいいます。

ストレスフルな環境は、残念ながら簡単には変えられないことが多いと思います。

例えば職場や家庭など、日々の生活に密着しているものを切り離すことは簡単ではありません。

避けることが困難なのであれば、そのストレスと上手く付き合うという視点で取り組んでみませんか？

一度認識してしまったストレスに対して、別の視点をもつことはなかなか一人では難しいものです。

ストレスコーピングは、ストレスに対する適切な対処法や解消法を明確に持つことにより、こころとからだの乱れを正常化させることを目標とします。

また、必要に応じて心理テストを行い、忙しい日常の中で色んな「気づき」を感じることが症状改善にとても大切です。

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