肝について

 

当院では、病態を捉える方法の一つに五臓六腑の異常を観察します。

中医学で臓腑弁証と呼ばれています。

 

今回はその中の一つ、「肝」について。

 

「肝気・肝陽は常に有余し、肝血・肝陰は常に不足す。」

これは、肝について述べらているものです。

簡単にいうと、「もともとすごくパワーがあるけど敏感、そしてからだに必要なものを消耗しやすい。」

そんな性質を持っているということです。

 

精神的ストレスや冷えは肝の大敵です。

上記のような性質のため、通常の機能を果たせなくなると様々な症状が出ます。

 

●イライラ・怒りっぽくなる

●なかなか寝付けない(入眠障害)

●耳鳴りがする

●目の疲れ・かすみ・充血・まぶしく感じる

●肩こりがひどくなる

●手足がひきつったりしびれたりする

●頭痛がひどくなる

●のぼせを感じる

●やたらと口が渇く

●皮膚・爪・髪質が悪くなる

 

肝の不調による症状は、上記以外にもたくさんあります。

当院のお客様でもよくいらっしゃるように、おなかや体側などを押されると張っていたり、いやな痛みを訴えるのも一つの特徴です。

 

肝の大きな仕事として、自律神経や情緒を安定させるというものがあるため、放っておくと他の臓腑にも影響を及ぼします。

女性の場合、月経異常などもよくみられる症状です。

 

色んなところに良くない影響が出る前に、やっぱりできるだけ早く治療を行うことが長い目でみると大切ですね。


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